成長と共に

グループの発展を担う事業を、注力事業として展開していきます。エコ・防災事業は継続して注力すべき事業と捉えています。さらに海外事業では、当社の生産拠点であるベトナムを中核に、ASEAN(東南アジア)を中心に販路を拡大し、事業の強化を図ります。
2016年度からスタートさせた中期経営計画においても、グループ一丸となって取り組み、「進化する快適環境ソリューショングループ」としてさらに成長し続けます。

BX BUNKA AUSTRALIA PTY LTDの工場

グループの成長・発展

ライフイン環境防災研究所の取り組み
総合試験・評価施設のライフイン環境防災研究所は、東日本大震災、平成28年熊本地震など、大規模な地震によってBXグループの製品も少なからず影響を受けた経験から、震災時に開口部製品が果たすべき役割を重点課題と捉え、3次元大型振動の耐震試験装置を導入しました。新製品の耐震防火戸「アスコード」の発売にあたっては、地震の揺れに対する検証試験を実施し、震度7の揺れにも耐えることを確認、あわせて建物の層間変形に対する追従性と、高い耐震性能を持つことを確認することができました。
今後もBXグループはBCP対策も含めたいざという時の「備え」と、災害時の被害を最小限に抑える「対応」の両面において、確実に機能を発揮する製品・サービスの提供を通じて、災害に強い社会の構築に貢献していきます。

耐震防火戸「アスコード」耐震試験の様子

ASEANにおける事業強化
インドネシア・東ジャカルタのガーデンシティエリアは、住宅、商業、公共施設等のインフラ設備が整備された総合的な都市開発計画が進む地域です。この度新しくオープンした「イオンモール ジャカルタ ガーデンシティ」には、当社グループの商品が多数採用されており、ASEANを中心とした事業強化をめざす中で、技術力や安全性などグループの総合力が発揮されました。現地施工員には、インドネシア国内の工事条件を確認しながら技術研修を行い、技術の伝承と共に、安全性への意識向上に心がけました。インドネシア国内では初めて、吹き抜けエリアの防火区画に防火シャッターが最大数採用され、安全性の高い建物の標準化にも貢献する形となりました。

イオンモール ジャカルタ ガーデンシティ吹き抜けエリア

グループの拡大
BXグループでは、創業当初からグループの発展を支えてきたシャッターとドアを中心とした基盤事業の強化・拡充を図るため、グループ内におけるドア製品の生産・供給体制の強化を推進しており、この度スチールドア製造販売会社の老舗、ルーテス(株)と株式譲渡契約を締結し、BXルーテスとして新たにグループ会社に迎えました。スチールドアの安定的な供給・受注体制の強化と共に、より幅広い総合提案でお客様の快適に役立つソリューション提供をめざします。

BX ルーテス

海外事業における成長戦略
文化シヤッターは、オーストラリアのガレージドア製造・販売会社ArcPac Garage Doors Pty Ltd(以下、ArcPac)の全株式を取得し、BX BUNKA AUSTRALIA PTY LTDとして新たにグループ会社に迎えました。ArcPacは、オーストラリアで約40年の実績を持つSteel-Line Garage Doorsを事業主体として傘下に置き、製造、販売、施工、アフターメンテナンスまで一貫して取り扱うオーストラリア国内唯一の会社として、住宅向けガレージドア市場でナンバーワンの実績があります。
日本、東南アジアに続く第三極にオーストラリア市場を加え、シャッター・建材分野におけるグローバルな収益モデルの多様化を図ることで、注力分野の海外事業を強化・拡充するための成長戦略として見込んでいます。

BX BUNKA AUSTRALIA PTY LTDの工場

VOICE
文化シヤッター 海外事業部 ASEAN統括事務所長
海保 英司

近年、東南アジア諸国は著しい経済発展の過程にあり、日本企業も従来の製造、物流投資に留まらず、不動産、商業分野へも積極的に投資を拡大させています。当社グループも、ベトナム製造拠点を中心としたASEAN向け販売を強化するため、各国の販売・施工体制の確立、ネットワークづくりなど、多くの課題をクリアしていかなければなりません。特に法規制や商慣習など、ASEAN内においても国ごとに異なる規制を充分に把握した上で、ビジネスを展開する必要があります。さまざまな課題もありますが、それだけにやりがいのある仕事だと感じています。

BXカネシン・BX TOSHOをグループ会社化
BXグループは、建築金物製造販売会社の株式会社カネシンと、木造構造計算の東昭エンジニアリング株式会社を保有する株式会社ワイエスホールディングスと株式譲渡契約を締結し、BXカネシン、BX TOSHOとして新たにグループ会社に迎え、グループ全21社となりました。生活者視点で開発した製品と、お客様との永続的な信頼関係づくりに欠かせないアフターサービス体制により、お客様のさまざまな暮らしに役立つ製品とサービスを提供してきた総合建材メーカーとして、今後両社との協業によって事業領域を拡大するとともに、より幅広い総合提案を行うことでさらなるお客様の信頼を獲得し、グループの成長と発展をめざします。

BXカネシン外観

パートナー戦略体制の構築
文化シヤッターは、2015年にベトナムにおける樹脂サッシ、アルミサッシのトップメーカーEurowindow JointStock Company(以下Eurowindow社)と資本提携しました。すでに協業関係にある不二サッシと3社の連携で、技術および商品開発をはじめ、ベトナムでの現地使用商品の拡充や、新規事業商品の共同開発を推進しています。また、Eurowindow社の保有する営業拠点と連携し、シャッター、サッシ、ガラス製品等による総合提案を展開しています。アジア市場への本格参入として、両社とのパートナー戦略体制の構築によるシナジー効果に期待しています。

Eurowindow社

地域との共生〜文京区長との対談〜
BXグループでは「地域との共生が企業成長の原点である」という考えのもと、あらゆるステークホルダーとのコミュニケーションを通じて、地域課題の解決に取り組んでいます。中でも今中期経営計画では防災事業を注力事業として挙げていることから、産官民による「顔の見える関係づくり」が、災害に強い社会の創成に欠かせないものと考え、2015年度には文京区防災課、文京区社会福祉協議会、民生委員代表の皆様とのダイアログを実施、続く2016年度は当社潮崎社長と文京区成澤区長との対談を実施しました。
当社は2014年に文京区が開催した「防災フェスタ」に、止水製品をはじめとした防災関連商品を展示したことをきっかけに、文京区と「災害時における相互協力に関する協定」を締結しており、発災時には社屋の一部を開放し、帰宅困難者の受け入れを行う等、地域防災・発災時対応等に貢献する一方、自治体や企業のBCPといった自助を支援する防災関連ソリューションの拡充を進めています。

文京区防災フェスタ

文京区成澤区長と潮崎社長の対談の様子