株主・投資家の皆様へ
事業概要
文化シヤッターとは
文化シヤッターグループは、1955年の創業以来、各種シャッターをはじめ、ビル用建材、住宅用建材を製造・販売する総合建材メーカーとして、「ライフ・イン」「ライフロング・パートナーシップ」の2つ
のコンセプトのもと、生活者視点で開発した製品の提供と、お客様との永続的な信頼関係づくりに欠かせないアフターメンテナンス体制づくりにより、お客様の様々な暮らしに役立つ製品とサービスの提供に努
めてまいりました。
当社グループは、人、社会、環境にやさしい多彩なモノづくりとサービスを通じて社会の発展に貢献し、人々の幸せを実現することが使命であり、パーパス経営の根幹を成すものであると考えています。今後も引き続き、「社会から信頼される「快適環境ソリューショングループ」として成長し続ける」という長期ビジョンのもと、当社グループの商品とサービスを通じて、将来の世代にわたって健全な地球環境
のもとでの安心安全、そして快適に暮らし続けることができる社会をめざし、人と地球の快適環境を追求してまいります。
事業の概要
文化シヤッターグループは、住宅向けのガレージシャッターや雨戸となる窓シャッターをはじめ、ビル向けの防火シャッターや高速シートシャッターなどの建材をご提供する“シャッター関連製品事業”と、ドアやパーティションなどの建材をご提供する“建材関連製品事業”、各種シャッターの修理・保守点検を行う“サービス事業”、ビルリニューアルや住宅向けリフォームを請け負う“リフォーム事業”などを展開しています。
シャッター関連製品事業建物の防火区画や出入り口などに使用される防災用・管理用重量シャッター、住宅ガレージや店舗向けの軽量シャッター、住宅用サッシの内外に設置する窓シャッターなど各種シャッター製品をご提供しています。
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建材関連製品事業集合住宅向けドアや防火用ドア、病院や福祉施設、高齢者施設向けユニバーサルデザインの引き戸や折れ戸、学校・オフィス向けパーティションなどのビル用建材と、手すりや屋外階段などの住宅用建材をご提供しています。
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サービス事業子会社の文化シヤッターサービス株式会社が、全国のサービス拠点で24時間365日受付の修理体制と保守点検によるアフターサービスをご提供しています。
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リフォーム事業首都圏を中心に、子会社のBXゆとりフォーム株式会社が展開する住宅リフォーム事業と、ビルリニューアル事業を中核事業として進めています。
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注力している取り組み
オーストラリアにおきましては、今後も住宅と非住宅の両市場を視野に、製造基盤を強化することで物流費の低減を図り、生産性向上とさらなる収益の拡大を進めていく考えです。
さらには、同じオセアニアに位置し、豪州事業とは地理的にも親和性が高く、住宅及び非住宅市場が安定した成長が見込めるニュージーランドに、2023(令和5)年1月にBX BUNKA NEW ZEALAND LIMITEDを設立しました。そして同年5月に、ニュージーランドにおける住宅ガレージドア市場でシェアNo.2のメーカーであるWindsorグループ4社をグループ化しました。 今後は、BX BUNKA AUSTRALIA PTY LTDとBX BUNKA NEW ZEALAND LIMITEDとの協業を通じて、建材分野においてグローバルな領域の拡大と商品の拡充、顧客基盤の強化、そして収益モデルの多様化を図ることで、お客様に対する貢献において高いシナジー効果の創出をめざしていく考えです。
加えて、「エコ&防災」をキーワードとしたものづくりと新たな事業展開として、太陽光発電システム事業によるエネルギー事業に注力するとともに、ゲリラ豪雨による建物への浸水対策として2012年より止水事業に参入。当社オリジナルの簡易型止水シート「止めピタ」や通常使いができる止水ドア「アクアード」、BX止水板「ラクセット」など“簡単&スピード設置”をコンセプトとした止水マスターシリーズのバリエーションを拡充することで、BCPを支援する浸水対策のソリューションを提供する止水事業の取り組みを強化しています。
文化貢献活動
東京浅草といえば江戸情緒あふれる下町で、浅草寺の表参道となる雷門から宝蔵門に至る仲見世通りの両側に軒を連ねる商店街は、連日観光客で賑わっています。その全89商店のシャッターを一大キャンパスに見立て、浅草の伝統行事や四季折々の風物詩を描いているのが『シャッター壁画 浅草絵巻』。総延長約380mの大絵巻は、仲見世商店会・東京藝術大学・文化シヤッターの共同事業として完成しました。元絵は、東京藝術大学の平山郁夫教授研究室(当時)が製作を担当されました。「三社祭」「ほおずき市」「浮世絵」「金龍の舞・白鷺の舞」などをテーマとした元絵は、フィルムに印刷されシャッターに直接貼られています。日没からのライトアップで夜の浅草に彩りを添える“シャッター壁画”をご覧ください。
兵庫県姫路市を代表する観光名所のひとつが、白鷺城の呼び名で有名な「姫路城」。1993年に世界文化遺産に登録された人気観光スポットで、この姫路城の玄関口にあたる大手門前には、「家老屋敷跡公園」が整備されています。この公園内に建ち並ぶ4棟の「家老屋敷館」の店舗シャッターをキャンパスとして、姫路市が所蔵する史料「行軍横図 鉄砲洲警衛絵巻」が、高さ2.3m、全長134mの巨大絵巻『シャッター壁画 姫路藩鉄砲洲警衛絵巻』として忠実に再現されています。元絵となった史料は、姫路市が門外不出のものとして所蔵していましたが、歴史的価値の高い史料を広く紹介したいという姫路市の意向と当社の技術がひとつになり、“シャッター壁画”が完成しました。夜空に浮かび上がる姫路城をバックに絵巻の世界に思いを馳せ、また、少し早起きして姫路城の周辺を散策してみてはいかがでしょうか。