ステークホルダーダイアログ2025
創立70周年を迎えて

ダイアログ開催概要
開催日:2025年9月2日(火)
場 所:文化シヤッター株式会社 会議室
※ 掲載している所属・役職はダイアログ開催時のものです。
参加者

代表取締役会長
潮崎 敏彦
潮崎 敏彦

商品開発部
開発五部
佐々木 寿朗
開発五部
佐々木 寿朗

ドア・
パーティション
事業部
小田 友萌
パーティション
事業部
小田 友萌

首都圏ビル建材支店
施工管理二課
菊池 将太
施工管理二課
菊池 将太

経営企画部
広報室
坂本 碧海
広報室
坂本 碧海

営業企画部
野口 友花里
野口 友花里
「快適環境ソリューショングループ」として進化し続けていくBXグループ。
2025年4月に創立70周年を迎え、さらなる飛躍に向けてBXグループが提供している価値をより広く発信するために立ち上げたのが「70(ナナマル)プロジェクト」です。20~30代の若手社員11人で取り組んだプロジェクトを振り返り、今回は、そのうちの5名のプロジェクトメンバーと潮崎会長がそれぞれの想いを語りました。
2025年4月に創立70周年を迎え、さらなる飛躍に向けてBXグループが提供している価値をより広く発信するために立ち上げたのが「70(ナナマル)プロジェクト」です。20~30代の若手社員11人で取り組んだプロジェクトを振り返り、今回は、そのうちの5名のプロジェクトメンバーと潮崎会長がそれぞれの想いを語りました。
「70プロジェクト」の目的に至るまでの話
BXグループの認知度を高め、「快適環境ソリューション」を届けたい
佐々木
70プロジェクトでは、BXグループが提供している価値を伝えるにあたり、自分たちがBXグループをどのように見ているのかという自己分析から始めました。若手社員ならではの視点で入社前後の印象を話し合う中で共通したことは、「就職活動するまで社名を知らなかった」、「シャッターだけの会社だと思っていた」などの認知度の低さです。
私の経験でも、浸水被害後に当社のラクセット(脱着式止水板)を知り、「こんな良い商品ならもっと早く知りたかった」という声を伺ったこともあり、「エコ」と「防災」に注力する中で、その価値が世の中に伝わっていない認知度の低さに悔しさを感じていました。そのため、「快適環境ソリューショングループ」として進化し、私たちが描く未来を実現するためには、私たち「BXグループ」という存在自体が社会に広く認知される必要があるという想いで、メンバー全員が一致しました。
私の経験でも、浸水被害後に当社のラクセット(脱着式止水板)を知り、「こんな良い商品ならもっと早く知りたかった」という声を伺ったこともあり、「エコ」と「防災」に注力する中で、その価値が世の中に伝わっていない認知度の低さに悔しさを感じていました。そのため、「快適環境ソリューショングループ」として進化し、私たちが描く未来を実現するためには、私たち「BXグループ」という存在自体が社会に広く認知される必要があるという想いで、メンバー全員が一致しました。
小田
その想いは、私も同じでした。文化シヤッターに入社したことを友人に報告しても、社名が認知されていないことが多く、残念に思います。全国に拠点を持ち、広く社会に貢献することをめざしているにもかかわらず、周囲の認知度が低いのです。これは当社が建設業界内のBtoBビジネスが中心であることが要因と考えられます。一方で、「エコ」と「防災」に貢献する止水商品や遮熱商品などは既存建築への設置も可能であり、エンドユーザーと直接取引可能です。お客様の快適な環境に貢献するためにも、まずは当社の認知度向上が重要と感じました。
菊池
私も、建設業界内での認知度を高めたいと考えました。私は、主にビル用スチールドアの施工管理をしており、「シャッター以外の仕事」に携わっています。建設業界内では社名や70年の歴史からシャッターメーカーとしての認知を感じる一方で、シャッター以外の商品に対する認知度はまだまだ低いと感じます。シャッターが設置される工事現場に出向き、防火ドアを取り付けたいという話になった際に、お客様から「あれ?ドアも文化シヤッターさんなんだ」と声をかけられることもあります。このような経験から、シャッター以外のBXグループ商品をもっとアピールしたい、私たちの想いをより知っていただきたいという気持ちを強く持っています。
マスコットキャラクター「ぶ〜しゃ」を認知のきっかけに、BXグループも愛され続ける企業でありたい
「ぶ〜しゃ」のデザイン、そしてYouTube動画やぬいぐるみ化に展開
佐々木
プロジェクトの目的を「認知度向上」に定め、次に目的の達成に向けてどのように発信をすれば私たちに興味を持っていただけるかを考えました。ターゲットは「私たちを知らない方」と「既に知ってくださっている方」であり、つまりは社会全体です。
まず、「私たちを知らない方」へいきなり商品や事業をアピールしても興味を持ってもらえないと考えました。そこで考えたのが、誰にでも親しみを持ってもらえるマスコットキャラクターにより、興味を惹くきっかけをつくることです。その中で、「ぶ~しゃ」の原案を描いてくれたのは坂本さんです。
まず、「私たちを知らない方」へいきなり商品や事業をアピールしても興味を持ってもらえないと考えました。そこで考えたのが、誰にでも親しみを持ってもらえるマスコットキャラクターにより、興味を惹くきっかけをつくることです。その中で、「ぶ~しゃ」の原案を描いてくれたのは坂本さんです。
坂本
マスコットキャラクターを生み出す際、「社内外に愛され、親しみを持ってもらえる可愛い子にする」ことと「BXグループらしさ」の表現にこだわりました。そこで、私たちが建材メーカーであることから森の建築家とも呼ばれるビーバーをモチーフに、丸みのある可愛らしいシルエットにしました。そして、しっぽは「B」の文字、おなかの模様は「X」の文字に見える「BXグループらしい」をポイントにデザインしました。完成するまでは、「生みの親」として細部に至るまで強いこだわりを持ち、試行錯誤を重ねました。
野口
「ぶ~しゃ」を発信するにあたり、「私たちを知らない方」には現在の情報発信方法では届かない可能性があるため、新しいアプローチが必要と考えました。そこで、メンバーの実体験から認知度が低いと感じていた同世代の10〜30代をターゲットとし、若い世代の利用率が高いYouTube広告動画へ挑戦することに決定しました。広告動画では、短い時間で印象に残るよう、「ぶ~しゃ」が元気に活躍する楽しい映像と共に、親しみのある童謡のリズムに合わせた替え歌で、耳に残ることにもこだわりました。10~30代は就職活動や住宅の一次取得層とも合致します。そのような人生の転機に、私たちに興味を持っていただき、何かお役に立てる機会があると嬉しいです。
小田
「ぶ~しゃ」をBXグループのマスコットキャラクターとして定着させるためには、従業員に愛着を持ってもらうことが重要とも考えていました。マスコットキャラクターの報告をした際に、会長・社長よりぬいぐるみ製作について背中を押していただき、BXグループすべての従業員に「ぶ~しゃ」のぬいぐるみを製作し届けることができました。現在はBXグループ全拠点のエントランスなどに配置していただき、従業員や来訪者を「ぶ~しゃ」が出迎えてくれています。ぬいぐるみは非常に多くの喜びの声をいただき、70周年の機会にBXグループの一体感を高めることにも貢献できたと感じています。
潮崎
振り返れば、1972年に当社の3代目社長であった関本英夫氏のもと、社歌を制定し、泰山木を社木に定めました。その当時から、企業グループとして事業を充実させるだけでなく、社内の活性化を意識した取り組みが行われていたことがわかります。今回のマスコット制作と情報発信を通じて、まずは社内がより活性化することを期待しています。
スローガン「シャッターだけじゃない。文化シヤッター」に込めた想い
社名だけでなく、「快適環境ソリューション」としての取り組みを伝えたい
佐々木
「ぶ~しゃ」にBXグループへの興味のきっかけとしての活躍を期待しながら、本当に大切なのは「新たに私たちを知ってくださった方」や「既に知ってくださっている方」など、興味を持ってくださった方々に何を伝えるのかだと考えました。社名から「シャッター」の印象が強いですが、その他にも多くの事業を展開しています。社名だけでなく、私たちの取り組みを一言で表現するスローガンが必要と考えました。
菊池
スローガンについてはさまざまな角度で考え、創業の想いを引き継ぐものや、注力事業をアピールするものもありました。しかし、どの企業にも当てはまる抽象的なものであったり、特定の事業だけを説明した部分的な説明であったり、本当に伝えたいことが伝わらないのではないかとの懸念がありました。そこで、伝えたい想いに立ち返り、シンプルに表現したスローガンが「シャッターだけじゃない。文化シヤッター」です。シャッターという一つの商材に固執せず、快適環境の実現に向けて進化し続けてきた70年の歴史を表現していると考えました。
坂本
スローガンについてメンバーは自信を持っていたものの、社内で受け入れられるのか不安もありました。しかし、他候補も含め実施した社内アンケートで圧倒的に得票数を得たことから、共通認識として「私たちはシャッターだけじゃない」と感じていたのだと確信に変わりました。このスローガンはお客様に「シャッター以外に何をやっているの?」と興味を持っていただくとともに、今後もシャッター以外でも新しい価値を創造していく決意表明でもあります。ぜひ、これからのBXグループの活動にも期待していただきたいです。
潮崎
70周年を節目に、全従業員が一致団結する機会としたいという強い想いがありました。プロジェクトメンバーの人選を含め、具体的な運用は現場に一任し、そこで決まったことはすべて受け入れると最初から決めていたため、議論に口を挟むことは一切しませんでした。選定されたスローガンには、私自身も深く共感しております。従業員の皆さんもスローガンに込められた考えを共有してくれているのだと確信いたしました。若い世代を含め、長期的視点で当社グループの未来を真剣に考えてくれている従業員の皆さんがいるからこそ、このように明るい未来を予感させるスローガンが選ばれたのだと思います。
最高の仲間と共に、文化シヤッターの未来に向けて歩んでいく
BXグループについて語り合い、100周年に向けて理想の姿を描いていく
坂本
今回のプロジェクトを通じて、潮崎会長をはじめとする上の世代の方々が、若い世代のチャレンジを温かく見守り応援してくださる風土が非常に素晴らしいものだと実感しました。この風土はこれからも大切に守りたいです。そして、これからも「ぶ~しゃ」とスローガンがより多くの方に伝わるように広報活動に取り組み、BXグループの認知度向上に貢献します。
小田
プロジェクトでは、会社全体の未来を見据え、自由に意見を交換できました。ドアやパーティション事業に携わる身として、「シャッターだけじゃない」というメッセージを取引先やお客様に発信することで、シャッター以外の事業への認知度向上や事業拡大につなげていきたいです。また、100周年を迎える頃にも、プロジェクトで感じた従業員の自由な発想を温かく支援してくれるやさしい風土が残っていれば、とてもうれしく思います。
野口
70周年の機会にプロジェクトとして進めたメッセージの発信を通じて、BXグループのファンが増えることを願っています。今後は、お客様に私たちの想いや活動がダイレクトに伝わるよう、広告活動にさらに力を入れるべきだと感じています。「ぶ~しゃ」が全国の方々に愛される好感度の高いマスコットキャラクターとして認知されるようになり、それに伴って文化シヤッターという社名や様々な事業活動も広く知られるよう、「ぶ~しゃ」やスローガンを活用した新しい企画も考えていきたいです。
佐々木
当社グループの事業活動がさらに多角化するとともに、社会に広く認知されている、そんな未来であってほしいと思っています。「ぶ~しゃ」や「シャッターだけじゃない」というメッセージを通じて興味を深めてくださった方々が、商品や事業にも期待を抱いてもらえるよう、商品開発部の一員として、より快適な環境に貢献する商品の開発に取り組んでいきます。
菊池
100周年を迎える頃にも、「ぶ~しゃ」が当社グループの象徴として広く愛され続ける存在でありたいと願っています。「ぶ~しゃ」と共に、シャッター以外の事業や取り組みを広く知っていただくことで、「シャッターだけじゃない」という印象を超え、BXグループはさらに大きく進化できると考えています。私自身、これから先、80年、90年と周年の節目を迎える際には、先の未来を牽引している存在でありたいです。
潮崎
皆さんがご指摘された風土については、私自身が1970年に入社した際に感じたものと変わっていないと実感しています。事業環境は大きく変わりましたが、良い風土が維持できていると感じています。そして、まずは私たちが当社グループを存続・発展させることが、大切な役割であると再認識し、この役割を果たすうえで、従業員の幸福の実現が大前提だと考えています。幸福な人生を送るためには、人生の生きがいと仕事のやりがいの双方を追求することが欠かせません。経営としても、皆さんにやりがいのある仕事をしていただけるよう、風土づくりや職場環境づくりを進めています。「シャッターだけじゃない。文化シヤッター」というスローガンの下、若い人材が新しい発想で新商品、新事業を提案し、活躍していくことで、BXグループの成長につなげていけるよう、今後もこのような機会づくりを大切にしていきます。



