環境負荷低減の取り組み

脱炭素化に向けた活動

気候変動の重要なファクターである脱炭素について、BXグループでは2050年までに事業活動におけるカーボンニュートラルを達成することを目標に、グループ全体でCO2排出量の削減に取り組んでいます。
当社グループの事業活動におけるCO2排出量は、電力使用による排出が約3割、業務使用車両のガソリン使用による排出が約4割を占めます。そのため、生産拠点における設備入れ換え等を含む徹底した省エネ活動を土台として、高効率照明の導入や太陽光発電等の再生可能エネルギーの自家発電、自家消費を基本とした100%再エネ電力への転換と、業務使用車両におけるエコカー(HV・PHV・EV)への切り換えを、Scope1および2の削減施策の柱としています。
これまでに太陽光発電システムの導入を進めるほか、事業所における再エネ電力調達を積極的に推進し、BXグループ全体における再生可能エネルギー比率は約43%(2025年10月時点)、また、業務使用車両のエコカー転換率は、グループ全体で約30%(2025年10月時点)となりました。
Scope3については、サプライチェーンマネジメントの推進により、サプライヤーの皆様との連携を進め、調達や物流におけるCO2排出量の削減に努めています。一例として、当社では物流サプライヤーと連携するために、新物流システムを文化シヤッター7工場に順次導入し、物流の効率化を図ると共に、物流段階におけるCO2の削減を図っています。これにより、新物流システムを導入した工場では、基準年である2019年度と比較して、下流物流における総走行距離を約24%(2025年4月時点)削減しています。

指標と目標

脱炭素化を達成するための中期的な目標として、当社グループではScope1およびScope2のCO2排出量を、2030年までに基準年である2019年度比で46.2%削減する目標を、さらにScope3については同じく2030年までに2019年度比で27.5%削減する目標を2021年度に策定しました。これらの削減目標は、パリ協定に整合するものとして、2023年10月にSBT認定を取得しています。
また、シナリオ分析から導出された結果ならびに今後必要となる対策と、脱炭素宣言で想定しているCO2削減に係るさまざまな取り組みは、整合的である旨を確認しています。
当社グループは2030年、その先の2050年目標に向けて、グループ一丸となり取り組みを加速することで、持続可能な社会の構築に貢献していきます。

2050年目標

  • BXグループが事業活動で排出するCO2(Scope1および2)を実質ゼロにする
  • サプライヤーと協力・連携し、サプライチェーン全体でCO2削減に取り組む

2030年目標(SBT1.5℃目標)

  • Scope1およびScope2:46.2%削減(2019年度比)
  • Scope2:実質ゼロ
  • Scope3カテゴリ1(購入した製品・サービス)
    およびカテゴリ4(輸送・配送):27.5%削減(2019年度比)
SBT
Science Based Targets
地球の気温上昇を産業革命前の気温と比べて2℃未満に維持する(現在は1.5℃が要求水準)という、科学的な知見と整合する、企業の温室効果ガス削減目標とその達成に向けた国際的イニシアチブ。

CO2排出量の状況

当社の事業活動に伴うグループ全体のCO2排出量は下のグラフの通りです。当社では排出量算定の信頼性を高めるため、独立した第三者機関であるソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社に第三者検証を依頼し、Scope1、2およびScope3(カテゴリ1)における当社の算定データや算定方法について、「JISQ 14063:2303(ISO 14064-3:2019)温室効果ガスに関する声明書の検証および妥当性確認のための使用および手引き」に準拠した限定的保証を受けています。

化学物質の管理

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ESGデータ集

資源循環の推進/廃棄物の削減

BXグループ環境ビジョンでは、資源循環を重点領域の一つに掲げ、事業活動で発生するあらゆる廃棄物について、できる限り排出量を抑制し、再利用やリサイクル資源として活用する取り組みを推進しています。
グループ内生産拠点の各工場では、焼却や埋め立てなどの廃棄物をできる限りリサイクルとして有効活用することで「排出ゼロ」をめざすゼロエミッション活動を推進しており、すでに国内23拠点中17拠点においてゼロエミッションを達成しています。
BXグループでは、ESGマテリアリティにおいて2026年度までに廃棄物排出量15%削減(2023年度比)およびゼロエミッション達成拠点100%をKPIとし、廃棄物を出さない循環型社会の達成をめざしています。
廃棄物排出量