人権の尊重/ダイバーシティの推進

人権に関する基本的な考え方

従業員一人ひとりの人権を尊重し、多様性を認め合い、誰もが個性を活かして活躍できる職場づくりを推進することは、あらゆる事業活動の基盤となるものです。
文化シヤッターグループでは、「文化シヤッターグループ人権方針」およびCSR憲章「働く仲間と共に」において掲げる人権に関する行動指針に則り、グループ全従業員で人権の尊重に取り組んでまいります。
そして従業員だけでなく、私たちの事業活動に直接的、間接的に関わるサプライチェーン全体を含めた人権を尊重することで、広く社会の皆様から信頼される企業をめざします。
BXグループでは、社会環境の変化に柔軟に対応しながら、多様な人材が安心して長く働ける環境づくりに取り組んでいます。

ハラスメントの防止

文化シヤッターでは、ハラスメントの判断基準や防止策、 具体的な禁止事項などを定めた「ハラスメント防止基準」を運用し、ハラスメントにあたる行為を明確にすると共に、グループ全従業員を対象としたe-ラーニング教育や管理職向けのハラスメント研修など、さまざまな学習機会を設けています。
また、社内外に相談・通報窓口を設置し、ハラスメントを受けた時や発生の恐れがある場合などに、一人で悩まず相談できる体制を整備しています。

外国人技能実習生への対応

文化シヤッターでは、近年増加している外国人技能実習生に対し、外国人技能実習制度に基づいた適切な運営を行い、人権リスクを回避、低減するための仕組みづくりに取り組んでいます。また、施工現場のルール・安全管理などの指導、 賃貸住宅の家賃補助、日本語能力検定3級合格に向けた語学教育のほか、いつでも生活や仕事について相談できる体制を整えるなど、慣れない生活環境の中でも安心して技術を習得できるよう、さまざまなサポートを行っています。

従業員のキャリアデザインを支援

文化シヤッターでは、従業員一人ひとりのキャリアデザインを支援しています。
テレワーク勤務や育児休業の拡充など、柔軟な働き方ができる環境を整備しているほか、中堅の女性従業員を対象にマネジメント力やリーダーシップ力を磨くためのキャリアデザイン研修を実施しています。

定年年齢および定年後再雇用年齢の引き上げ

文化シヤッターでは、従業員が安心して長期的に働くことができる環境を整備しています。
その取り組みの一環として、従業員の定年年齢を2023年度から2年ごとに1歳ずつ引き上げ、2031年度に65歳とします。働く意欲のある従業員が60歳を区切りとせず、豊富な経験、知識および技術を活かして活躍できる環境を整備することで、さらなる企業の活性化を図っていきます。また定年延長を踏まえ、定年後の再雇用上限年齢についても65歳から70歳まで段階的に引き上げます。
今後も、世代を問わず多様な人材が活躍できる環境づくりに、積極的に取り組んでいきます。