自主的な環境保全活動

アルピニスト野口健氏の活動を支援

文化シヤッターでは、環境コミュニケーションの一環として、アルピニスト野口健氏の多岐にわたる活動に賛同し、2013年度より継続して支援しています。野口氏は自身が代表を務める認定NPO法人ピーク・エイドにおける活動の一環として、ヒマラヤ・サマ村の森林再生を目的とした「ヒマラヤに森をつくろうプロジェクト」を立ち上げ、植林活動を実施しています。ヒマラヤでは、伐採や森林火災等で年々森林が減少しており、また高地の多い土地柄、植林の事例がほとんどなく、土砂崩れ等の被害も発生しています。2016年から5年間で3万本の植樹を実施、「ヒマラヤ森10万本基金」を立ち上げ、2027年までにトータル10万本の植樹をめざしています。
文化シヤッターでは今後も野口健氏の活動を支援し、環境を通じたステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを大切にしていきます。

参加型環境貢献活動の実施

BXグループでは、地域との共存、共生をめざし、各拠点において地域に根差した環境貢献活動を実施しています。全社的な取り組みとしては、アルピニスト野口健氏、認定NPO法人富士山クラブと共に、富士山周辺の樹海エリアに不法投棄されたゴミの清掃活動を継続して実施しています。
グループ会社を含む各エリアでは、地域とのコミュニケーションを大切に考えており、地域の環境活動に参画する文化が根づいています。
BX文化パネルの地域清掃活動(2019年8月実施)
  • 栃木県小山市と連携した思川周辺の清掃活動
    「ふるさと清掃大運動会」の実施(小山工場)
  • 伝統農法を継承する
    「茶草葉農法応援ボランティア」への参画(掛川工場)
  • その他各拠点での工場・事務所周りの清掃活動の継続実施ほか

未来を担う環境人を育成するプログラムを支援

文化シヤッターでは、公益財団法人日本環境協会が主導する「こどもエコクラブ」の活動に賛同し、2013年度よりパートナー企業として参加しています。「こどもエコクラブ」は、幼児から高校生までが参加できる環境活動のクラブで、2022年7月現在の登録クラブ数は1,702クラブ、メンバーは82,450名を数えます(こどもエコクラブ公表数値)。
子どもたちは、1年間の活動発表の場として開催される「こどもエコクラブ全国フェスティバル」に向けて、さまざまなテーマで環境活動に取り組んでおり、全国フェスティバルでは互いの活動を報告しあい、環境知識を高めたり、交流を深めたりしています。
文化シヤッターは「こどもエコクラブ全国フェスティバル」に継続してブース出展し、当社の環境配慮商品である100%リサイクル建材「テクモク」を実際に手に取ってもらいながら、廃木材と廃プラスチックからリサイクル建材が生まれる過程を子どもたちに体験できる機会を提供しています。新型コロナウイルスの影響により、2021年度はオンラインでの開催となりましたが、動画やイラストを使ったコンテンツを活用し、オンラインで子どもたちからの質問に回答するなど、交流を図りました。
今後も引き続き子どもたちのエコ活動や環境学習を支援する「こどもエコクラブ」への参加を通じ、未来を担う環境人の育成に貢献します。
えこまる
イメージキャラクター
「エコまる」
VOICE
ドア事業部
勝間田 実

こどもエコクラブの全国フェスティバルには、出展当初から関わっています。子どもたちは当初から地球温暖化への関心が高かったと記憶していますが、近年ではSDGsとの関わりや脱炭素への貢献など、より大きな視点での質問が増え、環境教育が浸透していることを実感しています。
建設・建築業界はSDGs達成を牽引できる業界であると考えています。木材・プラスチック再生複合材「テクモク」を、気候変動への対策や、資源循環、森林の活性化や生物多様性など、多くの課題解決に貢献する商品として、より多くの子どもたちをはじめ、広く社会の皆様に知っていただきたいと思っています。

関連ページ
こどもエコクラブ
こどもエコクラブ全国フェスティバル2022
こどもエコクラブ全国フェスティバル
全国で活動するこどもエコクラブの子供たち
見て触れる体験ブース
テクモクに興味を持つ子どもたち