CSR情報

トップメッセージ

「快適環境ソリューション」の探求を通じて
持続可能な社会の実現に挑戦していきます
BXグループは創業65周年を迎えました。
創業当初から脈々と受け継いできた「誠実をもって社会に奉仕する」という企業姿勢は、BXグループの全ての活動の根幹となるものであり、時代の変化に応じ、これを具現化するものづくりに挑戦し続けてきました。
現在、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、これまで全世界が経験したことのない危機に直面しています。あらゆる組織が叡智を結集させこの危機を乗り越えんとする一方で、多くの医療従事者の方々が、最前線で奮闘されています。医療機関、介護施設の従事者の皆様には心より感謝申し上げます。
コロナ禍を受け、文化シヤッターでは医療従事者の感染リスクを減らす「ウォークスルータイプPCR検査用ブース」の販売を開始しました。全国から多くのお問い合わせをいただいており、病院や保健所等、設置施設も増えています。
多くの企業がそうであるように、私たちも解決すべき課題に真摯に向き合い、新たな発想で事業領域を広げることを成長の機会としてきた歴史があります。
今後さらなる成長を遂げるためには、直面する喫緊の課題にスピード感を持って応える短期的な課題解決と、長期的な視点で持続可能な社会をめざす新しい価値提供への挑戦、この二つのバランスを取りながら、共に推進していくことが必要だと考えています。
2020年度は5ヵ年の中期経営計画の最終年度です。中期経営計画では長期ビジョン「快適環境のソリューショングループ」のさらなる進化をめざし、人々が安心して暮らせる心豊かな生活空間を実現するソリューションを社会に提供することで、グループの成長・発展を遂げる姿を「ポスト2020VISION」と位置づけました。BXグループの強みである「技術力」を駆使して創出された新しい価値を時代に先駆け提供するBX独自の成長モデルが、「BX-CSV」(BXならではの社会と共有する価値の創造)として確立しつつあるのも、大きな成果だと感じています。また私たちのめざす「快適環境」は、持続可能な社会・地球環境の実現が大前提であり、人間と自然の健やかな未来の追求によって達成されるものです。そのことからも、企業としての経済的成長はもちろんのこと、ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)の視点においても確実な成果を上げることもまた、BXグループの使命だと考えています。
今後も創業の精神を大切に継承し、「快適環境ソリューション」の探求を通じて持続可能な社会の実現に向けてチャレンジを続けていきます。
 
文化シヤッター株式会社 代表取締役社長