働く仲間と共に

人権の尊重

基本的な考え方
BXグループでは、グループ全従業員が共有すべき人権に関する価値観や行動の指針を、CSR憲章「働く仲間と共に」で定める行動指針に掲げています。外国人採用や障害者の雇用促進など、多様な人材活用を推進すると共に、従業員の多様性を尊重し、個性を活かして活躍できる職場づくりをめざしています。その他差別やハラスメントについて正しい知識を身につけ、働く仲間を尊重し合う風土づくりをめざし、人権やハラスメントをテーマとしたe-ラーニング教育をグループ全従業員を対象に実施しています。
多様な働き方を支援
文化シヤッターでは、従業員のワークライフバランスを重視し、多様化する価値観やライフスタイルに合わせた働き方ができるよう、さまざまな施策・制度を導入しています。
育児休業制度
子どもが3歳に到達するまで育児休業を取得できます。また、6歳までだった短時間勤務を小学3年生までとし、仕事と育児の両立を支援すると共に、男性の育児休業取得についても積極的に推進しています。
介護休業制度
従業員の家族が要介護の状態にある、または特定疾患に罹病した場合、積み立てた休暇の中から有給休暇として取得できる積み立て休暇制度を採用しています。また要介護状態にある家族を介護する従業員は、所定労働時間外の労働免除のほか、短時間勤務や在宅勤務を利用できる体制も整えています。
VOICE
育児休業制度利用
文化シヤッター ドア・パーティション事業本部
マンションドア部 主任
北山 英樹

育児休業取得中は育児のほか、引越しやお宮参りなどの行事に追われ、慌ただしい日々でした。子育てについてはわからないことばかりでしたが、共に過ごさなければ知り得なかった家族の苦労も多く、少しずつ親として、夫としての成長を感じることができました。児童館や図書館の平日プログラムにも家族で参加できましたし、なにより日々子どもの成長を肌で感じるかけがいのない時間となりました。上司、職場関係者には全面的にサポートしていただき感謝しています。

ハラスメントの防止
職場のパワーハラスメントやセクシャルハラスメント等のさまざまなハラスメントは、従業員が能力を充分に発揮する妨げになることはもちろん、個人の尊厳や人格を不当に傷つけるなどの人権に関わる許されない行為です。
文化シヤッターでは、これまで運用してきた「セクシャルハラスメントの防止基準」に、職場のハラスメントおよび妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメントの防止基準を加え、「ハラスメント防止基準」として改訂しました。ハラスメントの判断基準や防止策、具体的な禁止事項などを定め、ハラスメントにあたる行為を明確にすると共に、職位別の教育機会を設け、ハラスメントに対する理解と危機意識を深めています。また、社内相談・通報窓口を設置し、ハラスメントを受けている、または発生のおそれがある場合などに、一人で悩まず相談できる体制を整備しています。
従業員自らが考える「新しい働き方実現プロジェクト」
文化シヤッターでは、従業員一人ひとりが自らの業務を見直し、改善・改革に積極的に取り組むことで生産性や効率性を向上させ、労働時間の短縮によるワークライフバランスの実現をめざして「働き方の改革」を推進しています。また、従業員の効率性や快適性を追求した職場環境づくりの観点から「新しい働き方実現プロジェクト」を発足させ、ワークスタイルを多様化させるための提案や検討を重ね、サテライトオフィスの設置など「BXワークスタイル」として、グループ各事業所への水平展開を念頭に置いた具体的な取り組みを開始しました。
会議の様子